03 / 私について
医学の側からではなく、データの側から
私はITエンジニアです。あるクリニックで遺伝子解析システムの開発と構築に関わったことがきっかけで、この複雑な領域をゼロから学ぶことになりました。医学の側からではなく、データの側から入ってきた人間ということになります。
それから今まで、200人以上の全ゲノムデータを扱いながら、解析やレポートの作成、その解説を続けてきました。
この領域は専門用語と独特の言い回しがとにかく多くて、初めて触れる方が独力で読み解こうとすると、どうしても時間がかかります。「アルコール耐性がほぼゼロ」といったわかりやすい一行だけを受け取って終わってしまうと、何十万円と何ヶ月もかけて手に入れたデータの、ほんの表面しか使えていないことになってしまいます。
少し時間はかかりますが、手順を踏んでいけば読めるようになります。私がお渡ししたいのは、その読み方そのものです。
診断はいたしません。私がするのは、あなたのデータが何をどういう構造で持っているのかを、目に見える形にすることです。
立ち位置について
私は医師ではありませんし、医療者でもありません。ですので、あなたの健康状態を評価したり、何かを勧めたりすることはできませんし、いたしません。
できるのは、データがどういう構造をしているかを明らかにすることと、その読み方をお伝えすることです。健康上のご懸念がある場合は、解読の結果にかかわらず、医療機関にご相談ください。
余談
普段はアジアの各都市で茶を淹れています。茶と遺伝子はまるで違う話に見えますが、どちらも「何が起きているのかを、目に見える形にする」という点では同じことをしている気がしています。